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女性の踵

ニゾラールは水虫をはじめとした真菌感染症に対して処方される薬の一種です。
日本国内でも広く活用されているだけに目にする機会も多いでしょう。
ではこのニゾラールの成分としてはどういったものが含まれているのかと言うと、有効成分となっているのはケトコナゾールと呼ばれる物質です。

分類としてはイミダゾール系抗真菌薬と呼ばれる分類に入るのですが、ざっくりと説明するとこのケトコナゾールが真菌に届くと真菌の中にある小胞体に作用して細胞膜の合成に必要なエルゴステロールの合成を阻害します。
この細胞膜の合成が阻害されると細胞壁に関しても形状を維持できなくなりますから、真菌は正常な活動ができなくなって死滅していくのです。
一見すると細胞を破壊する薬であるようにも見えますから人体にも害があるように見えますが、あくまでもこのケトコナゾールの作用はエルゴステロールの合成の阻害です。
人体の細胞膜はエルゴステロールではなくコレステロールが主成分となっていますから、ケトコナゾールを含むニゾラールを使ったとしても人の細胞膜が破壊されることは無く、真菌だけを破壊してくれるわけです。
こうした特定の要素を持つ細胞にのみ作用する性質を「選択毒性」と言うのですが、この場合「ニゾラールはエルゴステロールに対する選択毒性を有している」と言えます。
ただ効果自体は強力であるものの、真菌感染症が発生している部位によっては皮膚の奥まで効果が浸透するまでに時間がかかるという短所はあります。

例えばかかとで発生した水虫はかかとという硬い皮膚の奥に白癬菌が住み着いていることになるのです。
かかとの奥までニゾラールが浸透するまでには時間がかかるため、1年以上などの期間継続してニゾラールを使用していく必要が出てきます。
途中で使用を切り上げると期待していた治療効果が出ないこともありますから、しっかり完治するまで使い続けるようにしましょう。

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